【ホテル用語】 ベスト レート ギャランティー

ベスト レート ギャランティー(Best Rate Guarantee)とは、ホテルへ直接予約(電話予約、インターネット予約)をするゲストに対して、最も安い料金で予約できることを保証することです。日本語では、「最低価格保証」と訳されています。

国内でも多くのホテルで実施されており、旅館でも取り組みが見られます。

ベスト レートギャランティーを行っているホテルでは、お客様がホテル直接予約方法以外の方法で、直接予約料金より安い価格を見つけた場合(ただし、全く同じ予約内容・条件である場合)は、その差額を返還したり、無料宿泊券を提供したりする等のペナルティーをホテル側が負担することになります。ここから「保証」と名がつけられているのです。

※ いくつかのホテルチェーンでは、最低価格である事を宣言するだけで、条件違反の際のペナルティを約束していない、ある意味「宣言」だけのものもあります。

ベスト レート ギャランティーを行うことで、ホテル側は手数料がかからない予約手段である自社サイトにお客様を誘導することを狙うことが出来るのです。
また、直接予約を好むお客様は、ロイヤリティが高い(リピートしてくれる、ホテルを宣伝してくれるなど、ホテルのファンであるという意味にとって良いです)傾向にある為、直接予約を優遇することでロイヤリティの高いお客様を囲い込むことも狙うことが出来ると考えられています。

 

反面、このプログラムは各予約経路の利害関係者からの反発を受けやすいという側面も持っています。この為、表面的には「ベスト レート ギャランティー」を謳わずに、自社サイトが最低価格になるような料金戦略を取っているホテルもあります。

また、OTA側もホテル側のベスト レート ギャランティーに対抗するプログラムを展開しています。

  • 自社サイトとOTAでの販売価格が同一である事を条件に手数料が低くなる
  • OTA側が最低価格保証を行う(例:エクスペディア

 

 

ベスト レート ギャランティーに対する良くある誤解は、「必ず割引販売しなければならないのか?」というモノでしょう。
「その時点で予約できる料金が、直接予約で最も安い」ことを保証しているので、自社サイト以外のすべての予約経路での予約を停止しているような場合は、ベスト レート ギャランティーで提供する料金が正規料金にすることも可能です。

なお、ベスト レート ギャランティーは自社サイトなど取引条件がホテル側に有利になるチャネル(予約経路)に誘導する戦略である「チャネルコンバージョン」のひとつです。

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【ホテル用語】 ベスト レート ギャランティー への2件のフィードバック

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  2. ピンバック: 【基本用語】レベニュー・マネジメント 2014/12/22現在 58語 | ホテルマネジメントをサポートする / 亜欧堂

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