【基本用語】 営業支援部門 / 経理

個別に解説するほどではない、基本的なホテル経理部門です。

  • ユニフォーム会計システム
    • ホテル業界で世界標準となっている会計基準。
    • 部門別の収支管理に優れているという特徴があります。
    • また、客室稼働率の定義等、売上以外の数値も定義されているという特徴があり、ユニフォーム会計システムのルールに則って報告するホテルが増えています。
    • 2006年秋に最新の第10版が公表されました。
  • バジェット(Budget)
    • 予算。
    • 売上、原価(材料費)、人件費、その他経費を事前に計画したものです。
    • 単純な金額だけではなく、その金額が算出される根拠も同時に盛り込まれます。
    • また予想とは異なり、期待する利益を得るための戦略(方法論及びその為の費用や結果となる売上)をも含んでいます。
    • 予算を達成することは会社として非常に大切なのです。
  • シティー レジャー(City Ledger)
    • 売掛。
    • チェックアウト時やレストラン利用時に提供された商品の精算(支払い)をしないで、後日支払いとすることです。
    • 法人や、婚礼の利用の場合等に発生します。
    • また、クーポン、ヴァウチャーでの利用やクレジットカードでの支払いも、シティ レジャーに含まれます。
    • 「お金を貸している」状態に近いので、身元不明のお客様に売掛を許すと、後日の現金回収が出来ないこともあり、会社としては利益を失うリスクも持つことになります。
    • この為、売掛を行う際には事前に審査を必要とします。
    • AR(Account Receivable:アカウントレシーバブル)、Charge(チャージ)ということもあるようです。
  • ゲスト レジャー(Guest Ledger)
    • 宿泊客勘定というホテル独特の特殊な売掛を指しています。
    • 2泊以上の滞在の場合、ホテルは1日ごとに売上を立てるのですが、この利用料金に対する精算は1日ごとには行わず、チェックアウト時点で行うホテルがあります。
    • つまり後日払いになっているわけで、滞在中の未精算売掛をゲスト レジャーと呼んでいるのです(チェックイン精算の場合は、宿泊客勘定がマイナスになるイメージです)。
    • 一般売掛と違って、チェックアウト時に回収できる(或いは一般売掛に変わる)ので区別して管理しています。
  • ヴァウチャー(Voucher)
    • 支払保証書。
    • 団体旅行や旅行代理店主催のツアーなどで、利用するホテル・レストランで都度支払いをするのではなく、受けるサービスの内容を明記した書面で支払いを保証する、その証書を言います。
    • 金額は明記されていません。
    • 現在大手の代理店は「クーポンレス・バウチャーレス」による経費削減を進めていて、クーポン、ヴァウチャーをホテルに持参しないお客様が増えています。
  • クーポン(Coupon)
    • 旅行代理店が発券し、ゲストが受けるサービス内容や価格が明記されたチケット。
    • クーポンには一般的な意味として「割引券、特典券」があるが、ホテル業界では上記のように限定した意味を持っています。
    • ヴァウチャーとの違いは、(契約にもよりますが)有価証券の一種として扱われ、換金性があること(銀行に持っていけばお金に引き換えてもらうことが出来はする)が挙げられます。
    • 本来は売掛の一種ですが、「発券精算」と呼ばれる旅行代理店でクーポン、ヴァウチャーをお客様宛に発券したと同時にホテルに利用料金が振り込まれる仕組みを利用する代理店も多くなっています。
  • インベントリー(Inventory)
    • 棚卸。
    • 什器備品類、印刷物などの在庫を数え、金額に換算し、経理的に記録する作業のことです。
    • 株式会社は財務諸表を公開する義務があるので、棚卸資産も公開する必要があります。
    • 単純に在庫を数えると言うことではなく、企業として重要な作業です。
  • 勘定科目(Chart of Account)
    • 経理とは企業のお金の流れを記録し管理することだと言えますが、お金の流れを記録する単位を勘定科目と言います。
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