海外OTAの中国語表記の問題について

中国からの訪日旅行客は増加を続けており、
国内ホテルにおいても重要市場であることに異存のある方はいらっしゃらないでしょう。この重要市場に対する情報提供にいくつか問題点があることがわかりましたので、こちらで共有させていただいております。

端的に言いますと「主要海外OTAにおいて中国語表記に問題がある例が散見される」ということです。

基本的にOTA各社はホテル側から寄せられた情報を元に中国語に翻訳を行っていますが、やはりミスがあることは否定できず、以下の問題を確認しています。

  1. ホテル名や部屋タイプ名などがOTA間で異なった名称で翻訳されている
  2. 事実と異なった情報が掲載されていることがある。

この為、各ホテルにおかれましては各OTAに掲載されている中国語の情報の正確性を確認することをお薦めします。

以下、もう少し詳しく説明させていただきます。

 

ホテル名や部屋タイプ名などがOTA間で異なった名称で翻訳されている

主要OTAの1社によると、ホテル名は以下のルールで設定しているそうです。

  1. 中国語での表記が公式サイトで確認できればその名称を使用する
  2. a.が適用できない場合フォネティック(英語をカタカナにするような音声で翻訳する方法)で変換

 

b.は中国語翻訳としては一般的な方法だとされているそうですが、英語をカタカナにする例でいうと「パーティ」「パーティー」のような表記揺れが発生するそうです。
また、意味が連想できるような翻訳方法もあるとのことでした。

名称が異なっている場合、例えばお客様がフェイスブックやインスタグラムを見てホテルを知り、OTAで検索した際に探せないといった販売機会のロスが生じる可能性があります。また、ブランディング上も好ましいとは言えません。

部屋タイプも同様の傾向であり、かつ部屋タイプで言えば翻訳されたものがお客様にわかりやすいものであるかどうかも不明です。

 

事実と異なった情報が掲載されていることがある

翻訳作業上のミスだと思われますが、以下の事例を確認しています。

  • 朝食の内容が「中華」と表示されている
  • 「遅時間に到着した場合には翌日のチェックインになる」と表示されている

他にもグレーな表記をいくつか確認しています。
例えば「エキストラベッドは有料になる可能性がある」と言ったものです。

Agoda, Booking.com, C-trip, Expediaの各社に確認したところ、これらのミスについてはホテル側から申告があれば修正するとの回答をいただいています。

 

対策はどうするべきか

このような問題が見つかりましたので、やはり対策としては「主要OTA各社の中国語表記の正確性をホテル側で確認する」ことが必要になります。

中国の方を雇用しているホテルであれば、この機会に確認をお願いする方が良いでしょう。
そのような人材がいらっしゃらない場合、亜欧堂が依頼した調査会社を紹介することも可能です。その際は info@aoudo.jpまでお問い合わせください。

 

中国市場が我々にとって重要なことに異存のある方はいらっしゃらないと思います。
その重要な市場に対する情報提供が適切なものであるよう、この機会にぜひご確認いただきたいと思っています。

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